仏にまつわる慣習・行事

仏にまつわる慣習・行事

お盆の歴史

「お盆」という言葉は、あまりにも多く使われています。たとえば、その代表的なものに「盆おどり」、「盆と正月が一緒に来たようだ!」とか「盆・暮れには○○○」とか、あるいは「お盆までに必ず仕上げます」など、多くは一つの節目に「お盆」という言葉が...
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お彼岸とは

 彼岸~彼の岸~つまり向こう岸ということです。彼岸とは浄土の世界、あるいは大悟の世界、すなわち一切の煩悩・無明(まよい)を断じ尽くして円満無上の悟りの国と言う意味です。これに対して此岸(しがん)はこちらの岸ということ。その意味は、私達は日...
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中陰の思想とは

 中陰とは、人が亡くなって次に生まれかわることが仮に定まる四十九日までのことを指しますが、今から千年位前に中国で考えだされたといわれる地蔵十王経の経典によりますと、十人の王さまがいて人が亡くなった日から四十九日を七日ごとに分けて、それそれ...
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開眼法要とその意味は

新しく購入されたお曼荼羅・お仏像・お位牌に対して、お魂を入れる儀式のことを開眼法要と申します。一寸話は長くなりますが、私達は大自然の法則の中に生まれ、その法則に定められた宿命を持って生かされています。その中で人間の業というものは生まれてか...
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各宗派の崇拝するほとけさまの法力とは1

(東)持国天王 持国天王は東方の守護神で、梵名をドウタリラーシュトラといいます。東方領土の三州も兼ねて守護するので、持国と称します。この東方から須弥山に入ろうとする邪鬼をこらしめ、正しい仏教を得んとする人々を救済する天王の一人であり...
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各宗派の崇拝するほとけさまの法力とは2

文殊菩薩 文殊師利菩薩といい永遠の昔から大菩薩であった。という話が多くの経典の中に説かれています。それによりますと、永遠のむかしから大菩薩であった文殊さまは釈尊が過去世に於いて、まだ子供であったとき指導したといわれています。またお釈...
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各宗派の崇拝するほとけさまの法力とは3

薬師如来 薬師瑠璃光如来、あるいは東方如来ともいいます。薬師さまは一切衆生を救わんとして、十二の大願をおこして下さいました。その中の二、三をご説明致しますと、例えば相好具足と申しまして「私の光明があまねく世界を照らし、生きとし生ける...
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須弥山とは何か?

須弥山とは古代インド仏教の世界観で、その仏教世界の中心にある山のことです。イラストにあるように外側に位置する鉄囲山・その中側に七つの山があります須弥山はその中心にあり、その高さは水底より水面まで8万4千由旬、一由旬は約7キロメートルといい...
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各宗派の崇拝するほとけさまの法力とは4(日蓮宗)

日蓮宗の開祖、日蓮上人は1222年2月16日に、千葉県安房郡天津小湊町の漁夫の子として生まれ、1282年10月13日に61才で入寂されました。12才で清澄寺に入り、16才で出家して以来、おおむね50年の間の出来事は波乱万丈であった事は、み...