木材はどのように管理され、どのようにして製品になっていくのか

仏壇の材質

原木を厳選

原木を太さや長さに区別してその木の持つ個性などを見極めます。
欅などの大木には空洞があったり、腐れなどがある場合もありますので詳しく調べ、良質、悪材などを厳選します。

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製材工程

厳選された良質材を写真のように芯を外して製材をします。
この工程に丸太材からいかに良質な板を多くとるかが計られる重要な工程となります。
木の素材を充分に知り尽くした人でなければ出来ない仕事でもあります。

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天然乾燥(2年~3年)

板状になったものを1段1段に桟を入れ積み上げていきます。
木表、木裏など木の持つ個性を見ながら作業する重要な工程です。

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人工乾燥工程

長期間乾燥された素材を人工的に再度、乾燥を施します。
更に人工乾燥を済ましたものをそり、ねじれなど木の素質を見極め、次の工程にはいります。

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巾と厚さを定める工程

天然及び人工乾燥を施した板を巾や厚さを定める訳ですが、写真にある工人をご覧下さい。
木がそっていないか、ねじれていないか、逆目、純目、でないかなどを調べています。
このようにして慎重に作業を進めていく工程です。そうして巾や厚さを定めると次は室内乾燥を数ヶ月施すと完全に近いものになる訳です。

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細部作業工程

室内乾燥を済ませた素材を設計図に合わせて木取りをします。
木取りされたものを検品して本格的に細部作業に入り、形状等仕上げ工程に入って行きます。

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塗装工程

仕上がった木地に入念な塗装が施される訳ですが、この工程は風や埃は厳禁です。
従って工人達は工場内をきれいにすると同時に全神経を研ぎすまして行うもっとも大切な工程です。この工程により作品の良し悪しが決まるといっても過言ではない程、責任ある仕事でもある訳です。

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最終組立工程

天然乾燥から最終仕上がりまで数年をかけてようやく作品になって行く訳です。
こうした工程を経て仕上がった各部品を組立る難しい仕事です。
本体が組立られ内陣のはめ込みや、障子及び大戸が取付けられて行く工程です。
職人達は自分が手掛けた作品、取り分け逸品作にはどのような思いが込められているのでしょうか。その思いがみなさまに伝わる事を切に望みこの工程のご案内を終わります。

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