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各宗派の崇拝するほとけさまの法力とは3

薬師如来

薬師瑠璃光如来、あるいは東方如来ともいいます。
薬師さまは一切衆生を救わんとして、十二の大願をおこして下さいました。その中の二、三をご説明致しますと、例えば相好具足と申しまして
「私の光明があまねく世界を照らし、生きとし生けるものを私と同じように完全な姿にしてあげよう」
また、諸根具足と申しまして、
「身体にさまざまな障害を持つ人が、もし私の名を聞いたならば、障害が総て消えさり身体がすこやかになるであろう」
また更に除病安楽といって、
「もろもろの病におかされて、いかなる薬石もほどこしようがないほどの重病になっても私の名を聞いたならばもろもろの病がことごとく除かれるであろう」と薬師さまはいつも薬つぼをもっていて一切衆生に良薬を施して心身の病気を治して下さいます。

三宝尊

三宝尊とは中央に多宝塔があり向かって右に多宝如来、左に釈迦如来、これをもって仏宝・法宝・僧宝として三宝尊としています。お釈迦さまが霊鷲鷲で法華経をお説きになられている、その中の妙法蓮華経見宝塔品第十一(みょうほうれんげきょうけんほうとうほんだいじゅういち)に、七宝で飾られた目を見はるような大きな塔が湧き出て、その塔の中より東方宝浄世界からこられた多宝如来が出現し、大音声をもって「釈迦牟尼世尊、所説の如きは皆是れ真実なり」と証明したのであります。
そしてこの宝塔の両脇に多宝如来さまとお釈迦さまがおわします三宝尊を大曼荼羅軸とともに、
日蓮宗ではご本尊としています。

無辺行菩薩

無辺行菩薩さまとは、妙法蓮華経従地湧出品(みょうほうれんげきょうじゅうじゆじゅっぼん)第十五に出て来る何億もの菩薩さま達の代表である四菩薩の一人であります。
無辺行とは、断見・常見・等の低い生命観を捨てさり三世にわたる因果律に立った、自由自在の広々とした境地を意味します。また、森羅万象の構成要素とされる地・水・火・風・空・の五大のなかの風を表します。日蓮さまは口伝の中で
「風は辺際無くして法界に行く、故に無辺行は風大なり」と示されています。
つまり無辺行菩薩の行願は総ての命は風のように広大無辺の広さを無限に自由自在に存在できるようにと導いて下さる仏さまであります。

上行菩薩

上行菩薩さまは無辺行菩薩と同じ四菩薩の一人、経典に常楽我浄という教示があります。
その大意は「常に仏の境地にあり、無上の安楽を観じ修行をしながら自我の生命が自由自在で、
他からの何の束縛も受けずさらに煩悩のけがれのない清浄な完成を目的として修行する」と言う事です。上行菩薩はその我の徳を表しております。

浄行菩薩

浄行菩薩さまも地涌の菩薩の上首である四菩薩の一人であります。
常楽我浄の浄の徳を表しております。

安立行菩薩

安立行菩薩さまも四菩薩の一人であります。常楽我浄の楽の徳をあらわす菩薩であります。

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