仏にまつわる慣習・行事

各宗派の崇拝するほとけさまの法力とは3

薬師如来 薬師瑠璃光如来、あるいは東方如来ともいいます。薬師さまは一切衆生を救わんとして、十二の大願をおこして下さいました。その中の二、三をご説明致しますと、例えば相好具足と申しまして「私の光明があまねく世界を照らし、生きとし生ける...
仏にまつわる慣習・行事

須弥山とは何か?

須弥山とは古代インド仏教の世界観で、その仏教世界の中心にある山のことです。イラストにあるように外側に位置する鉄囲山・その中側に七つの山があります須弥山はその中心にあり、その高さは水底より水面まで8万4千由旬、一由旬は約7キロメートルといい...
仏壇について

金仏壇の主な種類

◎金仏壇には、京都壇とか三河壇などと名称がつけられたものがありますが、これは例えば金沢で 造られたものが、そのまま金沢壇といった具合に、その産地名が付いたものです。 ◎荘厳に造られた金仏壇は、七宝で飾られた極楽浄土をかもしだし、総て...
仏にまつわる慣習・行事

各宗派の崇拝するほとけさまの法力とは4(日蓮宗)

日蓮宗の開祖、日蓮上人は1222年2月16日に、千葉県安房郡天津小湊町の漁夫の子として生まれ、1282年10月13日に61才で入寂されました。12才で清澄寺に入り、16才で出家して以来、おおむね50年の間の出来事は波乱万丈であった事は、み...
原木の主な産地と樹木

日本の銘木

●栓 ウコギ科で正式には針桐と称します。 山地に自生し、高さは20m~25mになります。 材質は軟らかく杢目は粗いが、やや白い柾目や板目の杢目がとても美しく、欅に似ています。 そのため和家具や仏壇に多く使用されています。 ●槐...
原木の主な産地と樹木

外国産の銘木(一部日本産)

●小楢 小楢は高さ15m~30mになり実はドングリで北海道に多く群生しています。 杢目はやさしく色調は白い。これに対して北米産のホワイトアッシューは高さ30m~40mの小楢と同じ落葉樹で木地は白い。 杢目は小楢と比べてやや大柄ですが...
仏壇の材質

材質の特徴(長所・短所)

転写及び塩ビシート 印刷の長所は総ての杢目が美しく、同じものが量産出来るという事です。短所はカラーインクは必ず色があせて来ます。又塩化ビニールの素材は、暑さ・寒さに伸びたり縮んだりしますので、木部やボードから剥がれる恐れがあります。...
仏壇の材質

木材はどのように管理され、どのようにして製品になっていくのか

原木を厳選 原木を太さや長さに区別してその木の持つ個性などを見極めます。欅などの大木には空洞があったり、腐れなどがある場合もありますので詳しく調べ、良質、悪材などを厳選します。 ↓↓↓ 製材工程 厳選された...
仏壇について

金仏壇に使用されている素材と主な工程

●主材として高級品には桧などの1級の材が用いられ、それ以下は2級材やボードなどが多いようです。塗装も高級品以上は本漆が使われますが、それ以下はカシュー塗りが多い。金箔も同様に高級品以上は極上の金箔を使います。金粉も同様です。金具も手打金具...
仏壇について

仏壇はどのような法則に基づいて設計・製作されているのか

法地の世界(ほとけさまの国の事) 昔から伝わる仏壇の内陣(仏壇の内部の事)は最上壇に本尊仏を安置する須弥山という処があり、その下に位牌を安置する位牌壇(宗派によって位牌を置かない場合は余間壇(よまだん)という)が造られ、その下に供物...